平野耕太さんのツイッターで知ったこのblog様の記事。
■<世事両茫茫>高校生の頃、趣味で文芸同人誌の編集をした。
http://fumiton.tumblr.com/post/17057231590
う な づ き す ぎ て 首 折 れ る か と 思 っ た 。
特に
>頭の中にあったときは世紀の大傑作
ってそうなんだよなー。自分の中にある時はそうなんだよなー。そして、「頭の中ではほぼ出来てて、後は取り出すだけ」なんだよなー。でも、不思議なことに取り出せないんだよなー。んで、書けないんだよなー。傑作なのになー。残念だなー。
/: : : : : __: :/: : ::/: : ://: : :/l::|: : :i: :l: : :ヽ: : :丶: : 丶ヾ ___
/;,, : : : //::/: : 7l,;:≠-::/: : / .l::|: : :l: :|;,,;!: : :!l: : :i: : : :|: : ::、 / ヽ
/ヽヽ: ://: :!:,X~::|: /;,,;,/: :/ リ!: ::/ノ l`ヽl !: : |: : : :l: :l: リ / そ そ お \
/: : ヽヾ/: : l/::l |/|||llllヾ,、 / |: :/ , -==、 l\:::|: : : :|i: | / う う 前 |
. /: : : //ヾ ; :|!: イ、||ll|||||::|| ノノ イ|||||||ヾ、 |: ::|!: : イ: ::|/ な 思 が
/: : ://: : :ヽソ::ヽl |{ i||ll"ン ´ i| l|||l"l `|: /|: : /'!/l ん う
∠: : : ~: : : : : : : :丶ゝ-―- , ー=z_ソ |/ ハメ;, :: ::|. だ ん
i|::ハ: : : : : : : : : : : 、ヘヘヘヘ 、 ヘヘヘヘヘ /: : : : : \,|. ろ な
|!l |: : : : : : : : :、: ::\ 、-―-, / : : :丶;,,;,:ミヽ う ら
丶: :ハ、lヽ: :ヽ: : ::\__ `~ " /: : ト; lヽ) ゝ
レ `| `、l`、>=ニ´ , _´ : :} ` /
,,、r"^~´"''''"t-`r、 _ -、 ´ヽノ \ノ / お ・
,;'~ _r-- 、__ ~f、_>'、_ | で 前 ・
f~ ,;" ~"t___ ミ、 ^'t | は ん ・
," ,~ ヾ~'-、__ ミ_ξ丶 | な 中 ・
;' ,イ .. ヽ_ ヾ、0ヽ丶 l /
( ;":: |: :: .. .`, ヾ 丶 ! \____/
;;;; :: 入:: :: :: l`ー-、 )l ヾ 丶
"~、ソ:: :い:: : \_ ノ , ヾ 丶
ふと思い立って、俺の人生の大指針でありながら、出典がどうしても思い出せなかった文章ググってたら、よーやっと見つけた。『徒然草』だったかー。うわ、20年ぶりくらいのお悩み解決だよ。ネットすげえ。グーグル先生天災。
「第150段:能をつかんとする人、『よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ』と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。
天下のものの上手といへども、始めは、不堪(ふかん)の聞えもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。」
[現代語訳]
「芸能を習得しようとする人は、『上手くできないうちは、できるだけ人に知られないようにして、こっそり練習して上手くできるようになってから、人前に出ることが恥ずかしくない』といつも言うものだが、このように言う人は、一芸といえども習得することはできない。
まだ一向に技芸も知らないうちから、上手な先達の中に交じって、怒られようが笑われようが恥じる事もなく、平気で過ごして修練に励める者だけが芸を習得する。天性の才能・素質なんかなくても、芸能において停滞せず、自分勝手なやり方をせずに、修練の年月を過ごせば、器用で天性の才能に恵まれている人よりも、遂に技芸が上手な域に達して、人徳も高まり人から認められるようになり、並びなき名声を得ることにもなる。
天下の芸能の名人でも、最初は無能と言われたり、酷く恥ずかしい思いもしているものだ。しかし、名人はその道の教えを守って、これを尊重し無茶をしなかったので、その道の名人となり万人の師匠にもなれたのである。これは、どの道においても変わらないことである。 」
(このサイトさんから引用させていただきました。http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/japan/tsuredure043.html)
まさしく至言だと思う。
このくだりを初めて読み、感銘をうけたのは高校時代のことだったが、年を経るだにその思いは強まり、今や確信へと変わっている。周りを見回して「大成している人」を挙げてみれば、そういう人ばかりだから。
始めてこそ、見えてくる景色がある。
始めてこそ、手に入れられるものがある。
モノ書いたことがある人なら「書いてる途中に突拍子も無い方に話が転がりだして、でも書き終えてみたらそれは必然とも言える展開で、自分が一番ビックリ」って経験ある人は多いと思うんだけど、不思議とそれは、頭ん中で転がしてる時にゃ、出てこないんだよな。
まずは、一歩踏み出してみること。
迷わず行けよ、行けば分かるさ。
そ の 先 が 崖 だ っ た り も す る ん で す け ど ね 。
まあ、それもまた良し! 人生たまには崖も山もあったほうが楽しいし、むしろ崖くらい、みんなハングライダーで攻略する勢いで飛び出すがいいよ!! 俺はおうちでこたつに入ってるけど!!
0 件のコメント:
コメントを投稿